空いた両手がふさがらない

カフェインで目を醒まし、アルコールで眠る

香水、バックパック、映画、カルボナーラとステーキ

 Aesopの香水に飽きてきた。使い切らなければもったいない気がしていたが、それより使い切るまで待つ機会がもったいないと思った。マルジェラレプリカのAutumn Vibesという香水を買った。新宿伊勢丹で試してウッディな香りと後に残るタバコの葉のような甘みが気に入った。どちらかというと秋冬向けの香りなのかもしれない。100mlは使い切らないような気がして30mlが欲しかったのだが、原宿の路面店にあることを示唆されて休みだったのでわざわざ移動した。狭い店内で人数制限しており、バーコード受付けで順番待ちして購入した。

 アークテリクスのグランヴィル16という16Lのバックパックを購入した。普段は通勤にAerのスリムパックなる8Lのバックパックを使っていたが、必要でちょっと荷物が増えるだけで入らなくなることも多かった。先日の京都旅行でもう少し容量のあるバックパックが欲しくなった。いろいろお店をみて在庫がなかったが、丸の内の旗艦店には置いていた。さっそく使っているが、同じ荷物を入れてるのに軽く感じるという点で使い心地が良くて良い買い物だったと思う。

 PSYCHO-PASSの新作映画を観た。内容については侃侃諤諤の意見があるようだが、PSYCHO-PASSは1期目がそれ単体で完結しており、あとのスピンオフは似て非なる二次創作のように思う。世界観の整合性についてはあまり気になるところはなかった。エピローグの茜さんが良かったというわけ。

 池袋の外れにある小さいお店で生クリームを使わないという、おいしいカルボナーラを食べた。平日のランチにしては確かに強気な価格設定であるやに思われたが、なるほど塩・チーズ・卵黄・黒胡椒で味が決まっていた。店長は読書会を催しているらしく、店内にスピリチュアル関係の本が積み上げられている点は気がかりだったが、いつか夜も訪れようと思った。

 平日の夜に新宿でなんとなくステーキを食べた。並びのカウンターで食べる給餌のようなステーキスタイルで、注文をしてから疲れ切った面持ちのコックが冷蔵庫から出した赤味の多い分厚いサーロインに切れ込みを入れ、数人の注文が貯まるとまとめて焼いていた。味はまずまずだったが、デフォルトの焼き加減であるミディアムの中身はかなりぐにゅぐにゅしていた。多少、硬くてももう少し中まで火が通って欲しいので、また機会があればウェルダンで注文してみたい。

 いまの部屋は少し狭いので、うっすら引っ越しを考えている。良さそうな即入居物件があって即内見に行ったが、いまの賃貸は解約に2ヶ月かかるらしく諦めた。今年の夏期休暇に合わせて引っ越しを目論んだ。

 お酒を飲み過ぎた翌日に調子が悪いことがあるが、だいたいお昼過ぎに起きて朝ごはんを食べ損ねており、低血糖、低ナトリウム、、低血圧、脱水、カフェイン切れなど不調の原因はいろいろ思い当たることが多い。
 執着、囚われ、苦しみのサイクルから抜け出すために考えすぎないことも重要なのかもしれない。
 知性とは何よりも適応能力だと思う。

 

紫陽花