空いた両手がふさがらない

カフェインで目を醒まし、アルコールで眠る

身の丈マインドで頼る先は分散する

 連休明けくらいからようやく新しい職場に慣れてきて余裕がでた。慣れには建物の中で迷わないというハード面や、マニュアルに書いてない不文律を把握するというソフト面での慣れがある。

 奨学金の返済残高の負債と預金+投信の残高が秋頃には等しくなりそう。そろそろバランスシートが±0になりそうで、健全な家計が達成できそうである。バランスさえよければ多少、贅沢をしてもいいかなとも思う。社会人1-2年目はあり得ないくらい給料も安かったので、学生時代とほとんど同じ生活水準であった。給料が安いことは不満であったが、不満なりに培ったほどほどの給料で満足するマインドはむしろ得難い経験だったのかもしれない。身の丈に合わない贅沢で金銭感覚が狂うと身が滅ぶと思うので、いつまでも初心を忘れずにいたい。

 投信は毎月の積み立てで守りつつ+ナンピン買いで攻めを心がけている。ふるさと納税のメリットの本質は返礼品ではなく、納税がタイムリーにできることだと思う。今年の収入をもとに来年になって払うのが住民税だというが、不安定な世の中で来年も今年と同じくらいの収入になるのか分からない人も多い。前払い・一括払いが基本的に健全と思う。

 いい意味で他人に興味がなくなってきた。他人が何していても構わないし、他人にどう思われても構わないと思う。精一杯の振る舞いをして上司に気に入られなければ仕方がないが、媚びを売るほどでもない。資産だけでなく、人間関係も頼る先は分散したほうが執着に囚われずリスクヘッジになるのではなかろうか。

 

ビル