空いた両手がふさがらない

カフェインで目を醒まし、アルコールで眠る

お正月と検索エンジン

 例年はなんとなく神田明神を訪れていたが、元旦に浅草寺で初詣をした。地下鉄*1の駅からすでに混み始めていたが、少しずつ前進しつつ30分くらい並んだらお賽銭箱の前まで行けたのでさほど苦ではなかった。参拝を終えて駅を目指して歩いていたら、なんとなくお店の構えが古くて良さそうな蕎麦居酒屋を見つけた。お昼ご飯がてら温かいたぬき蕎麦を食べた。1月2日には木更津のアウトレットに出掛けてみた。アークテリクスのお店が気になっていたが、サイズ欠けが多かった。結局のところ何も買わなかった。あり得ないくらい密な空間で、どこもかしこもコミケット並みに人が多くて辟易としてしまった。あとは空いた時間で新居の物件の候補を探していた。計算したところ、いま手取り収入の16%程度の賃貸に住んでいる。来年度から収入が増えても、収入の16%とその比率を変えない予算で部屋を探していく。
 旅先でどこを観光しようかなとか、どの喫茶店に行こうかなと思い立ったとき、ふと万能の検索エンジンでは本質に関する情報が見つからないことに気づく。Amazonに中華製の粗悪品しか載ってないように、検索エンジンでは内容のない「おすすめ○選」のキュレーションサイトの情報しかヒットしない。自分の眼が検索エンジンとなって吟味するしかない。あてになるのはむしろ匿名の通りすがりの人が残したレビューであったりして、経験に価値が宿る瞬間であると思う。

f:id:nyaa0805:20220103163126j:plain

海ほたる

 

*1:冬場にあるあることであると思うが、公共交通機関の暖房が強すぎる。弱暖房車の需要があると思う。外出する時は寒さを見越して着込んでいるのだから、屋内の暖房もほどほどに加減してくれたほうがエコフレンドリーではなかろうか。