空いた両手がふさがらない

カフェインで目を醒まし、アルコールで眠る

夏バテと寄り道と過程

 今週はそんなに忙しくなかったはずだが、疲れか休みの日は半日寝てるようなことが多かった。仕事が楽になるには量を減らすか処理できる量を増やすしかないと思う。定年まで長く働き得ることを考えると若いうちはキャパシティを拡張するように頑張るべきなのだろう。職場と家の往復でも暑くて大変で、食欲もあまりない。なにもかも夏バテの影響なのかもしれない。

 定時に帰れるときはスーパーに寄って一目散に帰宅することが多かったが、家の近くの喫茶店に寄り道して少し読書の時間を作るのはいいかもしれない。まだ家の周りのお店も開拓しきれていないので、お気に入りのお店を見つけたい。

 ハンドドリップでコーヒーを淹れたり、コンデジのマニュアルモードで写真を撮ったりする。いまどき全自動のコーヒーメーカーがあれば、iPhoneのカメラは高性能で夜でも綺麗な写真が撮れる。ただコーヒーを飲みたくてただ写真が欲しいわけではなく、成果物を得るまでの過程が楽しいからそうしているだけのことだ。

 

天井

 

多忙な仕事と遊びの部分

 今週も半ばまで感染症の影響で上司が休んでおり、代わりに普段の2倍の量は仕事をしていて流石に疲弊していた。それでも昼休憩を早めに切り上げたり、その日やるべきことだけに選択と集中してしゃかしゃか働いていたら定時を大幅に過ぎることはなかった気がする。見方をかえると仕事量のキャパシティを開拓できたとも思う。ただ食事が外食が多くなったり、全く本が読めてなかったり、余裕がないときの生活そのものではあった。

 いまの職場には紆余曲折あり少しイレギュラーな形で入職した。イレギュラーでむしろ良かった点として、何々をすべきとかしなきゃというような固定観念がなくなってきたことがある。何歳までに結婚するべきとか、若いうちはバリバリ働くべきとか、都会に住むとか田舎に住むとか、瑣末な問題と思う。人生の進め方に正解はなく、家と休日と給料があればあとはなんとでもなる。目標なくひきこもるように漫然と過ごすのは怠慢とは思うが、あまりにガチガチな計画を立てると夏休みの宿題のように人生の後半でスケジュールが崩壊して苦しむのが目に見えている。たとえうまくいかなくともうまくいかなかった点も含めて全体として許容できる、建築物でいう遊びの部分が人生設計にも必要なのではなかろうか。

 

最近のコンテンツと仕事中の電話とジェネリックの二郎

 ゆるキャン(映画)を観た。最近、アニメも観られなくなって久しいがゆるキャンはなんとかアニメを全部観ていたのだった。内容として主人公たちが社会人になったのちのエピローグで、まとまりよい劇場版だったんじゃなかろうかと思う。いつかチェアリング程度でもいいからキャンプ場に出かけてみたい。the band apartの9th albumのリリースツアーライブに出かけた。去年の今頃にもいまは閉鎖したSTUDIO COASTでワンマンに出かけた覚えがある。9th albumは聴いていてパッとしないアルバムだなと思ってたが、ライブの生演奏で聴くととてもかっこいい曲たちで印象が全く違うことに驚いた。CDよりもライブがかっこいいバンドである。新旧の定番曲もたくさん聴けて、仕事で忙しいなか行けてよかったライブであった。国立近代美術館でゲルハルト・リヒター展を観た。館内はかなり混んでいてゆっくる観るといった趣ではなかったが、絵は良かったと思う。美大生が好きそうな絵が多かった。リヒター展のチケットで常設展もみられてお得なのではないかと思う。

 ここ1週間ほどはCOVID-19が職場でも流行りはじめ、上司が欠員になるなどしてカバーのため仕事量が急に倍増しており、毎日が忙しすぎる。忙しすぎると、普段ではなんでもないこともいらいら思ってしまう。業務のため1日に10件以上、PHSに電話がかかってくることがあるが、この電話が苦痛で仕方ない。電話は相手の都合を考えていないから。電話をかけるほうはいまが都合のいい時間なのかもしれないが、電話をかけられた側はミーティングで話していたりなにか作業しているかもしれない。やむなく電話にでて急ぎではない用事であったり、折り返し電話して繋がらないといい加減にしてくれと思う。

 最近、ラーメン豚山というチェーンだが二郎インスパイア系のラーメン屋さんが気に入っている。所詮、豚の餌のようなラーメンなのに、本物の二郎みたいに馬鹿みたいに並ぶのは本当に馬鹿みたいだなと思う。味は似て非なるものなのかもしれないが、お腹が空いたときに並ばずにがっつり食べられるジェネリック二郎で十分である。

 

表参道

 

セレンディピティと真面目な振りとless is more

 若いうちは人的流動性の高い都心で住むほうがよいのかなと思ったり、ある程度歳をとって落ち着いたら生活コストの低い郊外に引っ越すのもよいなと思ったり。もともと田舎の出身なので車社会に抵抗はない。郊外にお店が少ないかどうかは探す人の見る眼次第と思う。視える人にはたくさん素敵なところが映るのが郊外の良さであろう。結局、学会が発行する名称独占でしかないお飾りの認定制度を大事にありがたがることに意味はないと思う。圧倒的な臨床能力だけが将来の自分を助けるのではないかと思う。科学者がよく引き出会いに出すようなセレンディピティをかなり信じている。うまくいくこと、うまくいかないことがあってもなるようになると思いたい。生き方に正解はないので。難局は価値観を編み直す機会の天啓だとでも思って柔軟な思考でいたい。

 普段、真面目な振りをしていれば定時で帰っても多少ミスしても普段ちゃんとしてるからなあと思われることを期待して朝やや早めに出勤している。誰にも尋ねたことはないので実際、そう思われているのかどうか意味のある振る舞いなのか自信はない。

 いわゆるガジェットに関してはless is moreと思う。最近の家電には余計な機能が多すぎる気がする。よく使う機能が高性能であれば嬉しいが、あまり使わない機能が多すぎて価格が釣り上がっていることがあるなら残念だ。見た目も機能も簡素で壊れにくくあることを要請したい。JBLFLIP 6なる小型のBluetoothスピーカーを手に入れた。もう手放したもののBOSEBluetooth スピーカーを使っていたこともあったが、やはりJBLの新しい機種だけあってBOSEの半額くらいの価格で音が十分に高音質で、Bluetoothのペアリングの操作性も良くて満足している。楽天ポイントを使い込んで定価の半額以下で手に入ったのだった。

 

 

亜鉛と化繊と人格と純資産

 最近、深い睡眠が増えるという噂をきいて市販の亜鉛サプリメントを摂っている。睡眠が良くなったのかはよく分からないが、思いがけず顔の肌荒れが改善してきている。微量元素はプラセボと侮れないらしい。あとは激安居酒屋で食事してお腹を壊したとき、ヤクルトを1週間飲むと明らかにお腹の調子が良くなる気がする。

 化学繊維のストレッチが効いたスラックスが好きでよく履いている。素材はカジュアルできっちりしすぎないが、シルエットがスラックスなので仕事で履けるくらいフォーマル感がある。洗濯機で丸洗いしても生地に耐久性があってあまり色落ちしないしすぐ乾く。

 全方位に尖っていた人格が丸くなってきた。いまだに周囲を驚かせるような失言を口にしてしまうことはあるが、それでも丸くなったのではないかと自負している。年を重ねることの功名であろうか。学生のころよりも飲酒後の睡眠が浅くなってきた。休みの日の半日を寝て過ごすのはあまりに勿体無いので、あまり飲みすぎないほうがいい。長く短い人生であるから、必要とされている場所で働き必要としてくれる人に会いたい。

 今年こそは純資産を増やして家計簿における自己資本比率を高めたい。企業であれば30%を超えると優良とみなされるらしい。いまはまだ奨学金ローンが多くてマイナスだが、いまの手取りからの貯蓄率を保てればプラスになる見込み。やはり持続可能な家計を保つには、住宅含むローンなど百害あって一利なしと思う。

KITTEの角

 

梅雨と素麺と住民税

 本格的に梅雨入りしたのか雨の日が多かった。雨が降っていると通勤にも時間がかかるので、早起きして早く家をでなければならないところが辛い。今週は当直もありなかなか忙しく過ごしていた気がする。目標にしていたとおりには本が読めなかった。Apple Watchの睡眠トラックアプリでみると深い睡眠がコンスタントにとれておりさほど疲労の持ち越しはなかったようだ。

 夏なので素麺を食べた。表示時間-1分で茹でた素麺を流水で洗って冷やす。ツナ、塩昆布、ネギ、ごま油、麺つゆを攪拌してレンジ加熱した具を乗せてまぜそば風にして食べた。素麺に落ち切らない水がついているので、麺つゆはあえて薄める必要はない。

 iPhone12 miniのケースを新調した。長らく純正レザーケースを使っていたがケースが傷でボロボロになってきたうえmag safe機能もたいして使わないので買い替えた。frost airという厚さ0.6mmで重さも10gを切る軽量ケースにしてみたら、お店で裸のiPhoneを触っているかのように軽くなった。心なしかスクロールも滑らかになった気がしており満足している。滑りやすいケースなので落とさないによう気をつけたいが。

 今月は住民税の支払いが控えている。普通徴収になるのだが、いずれ払うものは早めに払いたい性格なので一括で収めるつもり。米国株安で持っている投信が軒並みマイナスになっており、またナンピン買いで平均購買価格を下げる試みを行った。半年分の生活費を超える預金は持っていてもすぐ使うことはないと思うので、すべて投信に投下していきたい。

高架

 

読書と水族館とサイドFIRE

 新しい職場に慣れてきたので週1冊くらいは本を読むようにしたい。最近は私の男/桜庭一樹を読んだ。震災で孤児となった姪を引き取った叔父との狂気が描かれていた。作家としても初期の作品だからか文体はライトノベルのように冗長で2/3くらいのページ数に圧縮できそうであった。あとは野となれ大和撫子/宮内悠介はいまの世界情勢とオーバーラップする部分がタイムリーであるのはさておき、ややもすると重いテーマがキャッチーな女性主人公を立てることでコミカルに描かれていた。いまはなめらかな世界と、その敵/伴名練を読んでいる。短編集だが、2番目のハーモニーの後日談を意識したという作品が良かった。ナノマシンで人の意識を書き換えるというサスペンスで、最後のほうの読んでいるといまどれがだれの意識の視点なのか揺さぶられる感じが良かった。

 仕事帰りに夜のすみだ水族館に行った。コンパクトで綺麗な水族館だと思う。魚をみたり魚について詳しくなる水族館というよりは、水槽がある空間を愉しむことが目的の水族館だと思った。

 判で押すように最新機種だけ紹介するようなガジェット系youtuberには苦言を呈したい。弘法筆を選ばずというが、ガジェットマニアを自称するなら型落ちのガジェットであってもどれだけ戦えるかも示して欲しい。最新機種の性能が優れているのは説明されるまでもなく自明と思う。サイドFIREを目指していきたい。生活費の半分は資産運用の利益、残り半分はパートタイム的な労働で収入を得たい。時間に余裕が出て、悩ましい仕事はしなくてよくなるのではなかろうか。

 

紫陽花