空いた両手がふさがらない

カフェインで目を醒まし、アルコールで眠る

自炊パスタとプランB、三つ巴、損切り

 10分くらいで作れるシンプルな構成のパスタを作ることがマイブームとなった。味付けは同じで良くて、具材の組み合わせを変えるだけでも飽きない気がするし、作るたびに上達の変化を感じる気がする。休日朝こそ早起きを心がけたい。平日休みを利用して、先日など秋葉原の路地裏でサラリーマンに混じり小さいお店ですし詰めになりながらカツカレー食べた。

 最近買ったものについて。ロゴが入ってなくてメーカーがわからないが、細いパネルに切れ込みが入って折りたためる、簡素な構造のスマホタブレット立てを買った。外出先の喫茶店iPadで本を読むとき傾きをつけたい。hmnyの黒の革キーケースを買った。hmnyの小さい小銭入れを前に気に入って使っていたので革の質感には馴染みがある。オートロックのICチップが入っていて家の鍵が大きいので、大きいほうのサイズでちょうど良かった。TGという台湾製のグラスを買った。底が広くて口に向かってテーパードする形で、珈琲やウイスキーを飲むときに使えればと思っている。

 これは休日の繁華街で外食を試みるときよくあることだが、探して足を運んだお店が臨時休業、満席で入れないことがよくある。何事にもつねにプランBを用意しておく必要があることを示唆している。人生は思い通りにいかないという前提で、ベストな選択肢Aを狙いつつベターな選択肢Bで滑りとまるよう心がけたい。

 仕事に求めるべきはやりがい、給料、ワークライフバランス三つ巴のリソースの分配でしかない。賃貸を探すときに占有面積、駅からの距離、家賃を勘案するのと同じである。やりがいがあって高給で残業がない仕事は存在しないと思う。何の価値観を重要視するかによってどのリソースを割くべきかが変化する。独身時代にはやりがいに重心をおいたり、家族ができたらワークライフバランスに軸足を変えるくらいにライフステージに即した柔軟な考えを心がけたい。

 強がりとかではなく必要以上に頑張りたくない。これでダメならどうしろって?という損切りのマインドを持つ。そうすると、うまくいかないかもしれないからやらないのではなく、うまくいかなかったら仕方ないけどという気持ちでやってみる勇気が出る気がする。

 

煉瓦

 

身の丈マインドで頼る先は分散する

 連休明けくらいからようやく新しい職場に慣れてきて余裕がでた。慣れには建物の中で迷わないというハード面や、マニュアルに書いてない不文律を把握するというソフト面での慣れがある。

 奨学金の返済残高の負債と預金+投信の残高が秋頃には等しくなりそう。そろそろバランスシートが±0になりそうで、健全な家計が達成できそうである。バランスさえよければ多少、贅沢をしてもいいかなとも思う。社会人1-2年目はあり得ないくらい給料も安かったので、学生時代とほとんど同じ生活水準であった。給料が安いことは不満であったが、不満なりに培ったほどほどの給料で満足するマインドはむしろ得難い経験だったのかもしれない。身の丈に合わない贅沢で金銭感覚が狂うと身が滅ぶと思うので、いつまでも初心を忘れずにいたい。

 投信は毎月の積み立てで守りつつ+ナンピン買いで攻めを心がけている。ふるさと納税のメリットの本質は返礼品ではなく、納税がタイムリーにできることだと思う。今年の収入をもとに来年になって払うのが住民税だというが、不安定な世の中で来年も今年と同じくらいの収入になるのか分からない人も多い。前払い・一括払いが基本的に健全と思う。

 いい意味で他人に興味がなくなってきた。他人が何していても構わないし、他人にどう思われても構わないと思う。精一杯の振る舞いをして上司に気に入られなければ仕方がないが、媚びを売るほどでもない。資産だけでなく、人間関係も頼る先は分散したほうが執着に囚われずリスクヘッジになるのではなかろうか。

 

ビル

 

すごく優秀な上司、アンバランス、スーピマコットンT

 すごく優秀な上司にも若手の時期にはそうでない時期があったのか気になる。いままでいろいろな職場や部署を転々として、密かに優秀と思う上司を何人も見てきた。いわゆる若手に人気がある上司はレクチャーをやってくれて教育的な人と相場が決まっているが、個人的には全くそうは思わなかった。1から10まで教えないが立ち居振る舞いが勉強になったり、少し仕事を任せてくれて少し間違えていても自分で気づくまで何も言ってくれない、けど裏ではたぶん見守っているような上司からマニュアルには載っていない何かを教えてもらっていた。そういう上司の一挙手一投足を無意識にトレースしていまの自分があると思っている。

 就活・婚活・賃貸契約と需要と供給のアンバランスが甚だしいと思う。優秀な会社員が安い給料で買い叩かれていたり、たいした能のない管理職がのさばっていたりする。マクロには理想的に神の見えざる手が働いて需要と供給は調整されていくというが、ミクロにはそういう力は働いていなさそうで法や規制でコントロールしないとアンバランスさが発散してしまうのではないかと心配する。

 職場に着ていく用に、UNIQLOでスーピマコットン半袖Tの黒2枚を買った。去年も同じものを1000円で買った覚えがあるが、今年は1500円に値上がりしていた。生地は薄いものの網目が細かくつるつるした光沢でかなり高級感があり、値上がりしてるだけ改良されたと思う。自分は細身のほうなのでサイズはSでちょうどよく、特に半袖の少しすぼまった様なシルエットの裾まわりが絶妙な細さと長さで気に入った。手持ちの半袖Tをこれに入れ替えていきたい。財布とか靴とか服とか、昔自分で買ったものがいまだに売られていて値上がりしてると見る目があったのかもと思って少し、嬉しい。

 

明神

 

AirPodsの音質とふるさと納税

 煽り抜きで、代謝が良すぎるのかたいして運動していないのになかなか太れない。外食時は選べれば必ず大盛りを選択するし、家でもなるべく補食をとるようにしている。子供のころから運動しているわけでもないのに肌は黒いほうだが、白色の蛍光灯の下だと顔がやや黄色がかっている気がする。体質性黄疸なのだろうか。

 ここ最近になってAirPodsの音質が良くなってきた気がする。ソフトウェアのアップデートが知らず知らず行なわれていたのだろうか、Spotifyのようなストリーミング音源であっても開放型のイヤフォンにしては十分、重低音が出て好みの感じである。どうしても密閉性の高いカナル型イヤホンでは、蒸れと違和感で長い時間のリスニングには向かない。ときにCrosslight/ゆうきまさみ×kz(livetune)という懐かしいアルバムをいつも聴いている。さまざまな世代でボーカロイド曲へのイメージが分かれるかと思うが、個人的にはこのケロケロしたオートチューンが基準と好みになっている。

 新しい職場で記載してもらったiDecoの書類を返送した。ふるさと納税も行ってみた。返礼品を選ぶ基準としては(還元率ではなく)よく使う消耗品であること・保存可能であることを重視している。いくら還元率が良くても食べ切れないほどの高級肉とか、飽きて使わなくなる電化製品ではいけないと思った。ひとまずバスタオル・箱ティッシュ・緑茶のティーバッグが返礼品となる自治体に寄付してみた。およその上限まで残り3/4ほど使い切れていない枠がまだある。

 モチベーションを語る上では自ら選んだという感覚が大事であると思う。ブラック企業に入ってしまったとして、環境を変えるか自分が変わるかというと思考力まで蝕まれる前に転職を選ぶというパラダイムシフトが効率よい。長時間労働を訴えて労基に駆け込むのも、長時間労働に体を慣らすのも、徒労としか思えない。当初の雇用契約書から逸脱した労働環境が気に食わなければいつでも、自分の意思で去れる程度に隠した爪を研いでおきたい。

 

何の花なんだこれは

 

この身と頭と資格

 気になっていた近所のコーヒースタンドに行ってみた。看板ブレンドのドリップコーヒーのアイスを頼んでみたのだが、ぎょっとするほど濃い味の酸味でiPadで本を読みながら氷が溶けるのを待ってゆっくりしか飲めなかった。深煎りのスモーキーなコーヒーが好きになっていた今日この頃だが、今度はラテを頼んでみたい。オープンして間もないからか立地が路地裏だからなのか、混んでなくでゆっくりできる点はよいかと思う。

 平均値や中央値のような集合はもちろん、生まれも育ちもばらばらな他人と自分を比較しても仕方ないと思う。仕方ないという諦めの気持ちこそが何よりも気にしていることの証拠なのかもしれない。いまの自分との比較対象には過去の自分が最適と思う。去年より人間関係が充実したとか、去年より収入が増えたとか、何でも進んだ点と退いた点を足してトータルで進んでいればよしとするべきだろう。

 何年もチャンネルを追いかけているYoutuberのなかには、新卒で入った会社を数年で辞めて会社を興したりフリーランスとなって生活を軌道にのせているように見受けられる人がいる。YouTuberや社長になれると思っているわけではないが、いまどきの労働者は新卒であってもポジティブな意味での転職が多くて、働く場所を変えるということは恐るるに足りないのだろう。身近でも所謂きれいではない経歴の人をたくさんみてきた。せっかく資格職についているのだから、働き方とか働く場所とかいろいろ試してみたい。ハードウェアつまり属している組織に何ら意味はなくて、ソフトウェアつまりただこの身と頭と資格があればどこでも暮らせるのではなかろうか。

 話はかわるが、働いていて何かの判断に迷うとき、個人的にはそれで整合性がとれるかどうかを大事にしている。

眠らない街

 

連休の過ごし方

 特に予定を立てないまま連休の折り返しに入ってしまった。といっても、月曜は出勤しており、土曜はもともと仕事なのであまりまとまった連休という感じでもない。いつも通りの自分らしいと思う。

 晴れていたので久しぶりにローファーを履いて出かけてみた。好みより太すぎるかなと思ってあまり履いていなかった紺色の綿のスラックスがいい感じに体に馴染んできた気がする。とんかつ屋さんに行きたい気持ちが山々であったが、この5月の連休というのは年末年始並みに個人経営のお店が休んでいるらしい。目当ての店があいてなかったので妥協して、喫煙目的店を名乗る変にオートメーション化されて質の悪いSFに出てきそうな喫茶店に入った。煙たい店内でおそらくチルド食品であろうパスタとさしておいしくないアイスコーヒーを摂取した。都会はジャングルと思う。こんなにたくさんお店があるのに、どこに行くか決めてないと延々と蜃気楼を求めて彷徨ってしまう。仕事用にするつもりでUNIQLO × theoryのイージーパンツを買ってみた。去年は紺色のモデルを買ったが、シルエットは今年のモデルのほうが好みでよかった。あまり使わなくなったスピーカーを中古ショップで売り、いつもの喫茶店コスタリカの珈琲とシナモントーストをいただいた。帰宅して久しぶりに挽肉となすのパスタを作ってみた。茄子の皮が渋くて、あく抜きするかもう少し薄く切れば良かった点は反省、挽肉が赤いまま茄子を入れて炒めたおかげで茄子が油を吸っていい感じに火が通っていた点は満足した。

 賃貸の家賃を払うお金で持ち家のローンが組めるという口説き文句には不可解な点が多い。修繕費とか固定資産税のような野暮な話とは別に、移動可能であることの価値は計り知れないと思う。

 食事・睡眠・趣味の時間を規則正しく確保したい。

つつじ?

 

慣れと給料

 いまの職場にようやく慣れてきた気がする。たぶん食堂の場所に迷わなくなったり、職員の顔と名前が一致してきたり、マニュアルには書いていない不文律みたいなローカルルールを覚えたりしたことで意識や注意のリソースが業務に集中投下できるようになったからなのだろう。読みたかった本も何冊か消化できて全体的に良かったと思う。

 今週は給料が振り込まれていた。初年度はボーナスなしの年棒均等割、初月分は厚生年金が徴収されないらしく手取りが多めであった。住民税の支払いを6月に控えていたり、来年度には住民税の額も上がるだろうから手取りは目減りしそうではある。手取りの1/2は生活費(家賃などの固定出・食費などの変動支出)、1/4は投資(NISA、iDecoふるさと納税など)、1/4は現金預金という分かりやすそうなルールにしていきたい。

 連休の予定は立っていない。当直などの予定もあってあまり予定を入れすぎるのもなあと思う。去年はそういえば那須や軽井沢に一人旅したが、今年は人出も多そうだし近場のホテルにただ泊まるために泊まるのも一興かもしれない。

駅前