空いた両手がふさがらない

カフェインで目を醒まし、アルコールで眠る

ライトノベルとコミュニケーション

 ライトノベルを読んでいたら精神が賦活して元気を取り戻してきた感がある。何となく遠ざかっていたラノベを読んでみたらこれが面白かった。ネット小説が原型で出版に至ったようなライトな感じのラノベだが、思考を停止していても中身が頭に入ってくる。読みやすい。いまはこういうのを求めていたんだという感じ。読んでいるのはもっぱら日常系ラブコメだ。ラノベはかさばるので、iPadkindleで読んでいる。iBooksからの乗り換えを検討したいくらいkindleが便利であることに気づいた。

 積読と化していた米澤穂信の「満願」という短編集を読んでいる。どの短編も納得の面白さ。ミステリもまたいわゆる純文学と違って読みやすい本が多いのでちょうど良かった。忙しくなくなったら、ミステリをいろいろ読んでみたい。

 offline-meetingを催した。3人でのoffline-meetingは初めてだったかもしれない。A氏の推してくれた店でジンギスカンを食した後は、L氏の知るバーでウイスキーとラムを飲んだ。ジンギスカンは初めて食べたが、独特のコクがある肉だなと思った。ウイスキーも聞いたことがないものを中心に飲んだが、どれも良かったのだった。

 3人での会話は楽しかった。思っているよりコミュニケーションに飢えているのかもしれない。日によっては、ひとことも発さずに過ごす日もある。同郷の友人が家業を継ぐべく帰郷してしまったのも関係しているのかもしれない。彼は友人と呼ぶに値する仲だった。毎月のように会っていた。他愛のない話をしながら酒や珈琲をよく飲んだ。クラブイベントにも行っていた。

 コミュニケーションの機会を増やしたい。もしかしたら一期一会に終わってしまう関係もあるかもしれないが、自閉的傾向を破っていろいろな人と話し比べてみたいと思う。下手なうちは数を打つべきと思う。その中から気兼ねない、砕けた感じの交流関係ができたらと思う。

 他人は自分を映す鏡であるという。自分という人間が、どんなふうに映っているのかを見比べてみたい。コミュニケーションをやっていきたい。

 

服、コーヒー豆、バーと資格試験

 よく行くロースターでコーヒー豆を手に入れた。いつもより一段と浅いエチオピアを手に入れた。香りは紅茶のよう。酸味があって柑橘系の味が鼻に抜ける。

 何年前から気になっていた、駅前のスーパーの横に佇むバーに、思い立って先日寄ってみた。一見さんお断りっぽい雰囲気の扉を開けて入るも、マスターは若くて気さくな感じであった。土曜の夜なので人も多くて、2名組と2名組の間の席でやや気後れした。オールドボトルばかり取り扱っているらしい。ベン・ネビス(キャラメルの味がして甘い)、キルホーマン(ピーティ)、ジン・トニック(とても美味しかった)を飲んだ。オールドボトルは高そうだったが、嫌な顔せずハーフショットで出してくれてありがたかった。会計はそれなり価格すぎてああって感じだったが。

  某資格試験まで20日と少々である。手応え的には合格ラインは超えているはずであるが、年明けから勉強が手につかなくなってきた。やる気もないのはもちろん、生活リズムが狂ってきた。日付が変わる前に寝ても、起きるのが11時。図書館に着いてうつらうつらと寝てしまったりして、実質の勉強時間が2~3時間となっている。明日からはしっかり朝に起きて朝食を摂りたい。直前期特有の焦燥感も出てきた。焦燥感が出てくると何も手につかなくなるので、早く試験を終えたいなと思う。

今年の抱負

昨年は以下の記事で、抱負を書いていた。

nyaa.hatenablog.jp

 

 

まずは去年の抱負を振り返る。

 

>積極性(社交性を身に着ける)

全く達成できなかった。今年は飲み会にたくさん参加したい。

>本を読む、のはほどほどに

ほどほどに読めた。

>どこか旅行に行く

日光、鎌倉を観光した。今年は伊豆などの温泉地を訪ねたい。

>毎日少しでも勉強する

十分勉強した。

>何らかの目標を立てて行動する

なあなあで行動を選択することが多かった。

少なくとも、休日の過ごし方は決めておきたい。その月の抱負も欲しい。

 

 

今年の抱負は以下の通り。

 

  • 節制する

  毎月、こつこつ貯金して旅費や税金、大きな買い物に充てたい。

  • 自分の写真を残す

  意識的に、自分の写真を残して集めたい。今年を生きた証が欲しい。

  • デジタルを断捨離する

  SNSから距離を置きたい。自分のことは自分で承認してあげたい。

  • ポジティブな思考をする

  ネガティブな自動思考をポジティブな思考に転換したい。そこから活力を得たい。

 

 

2020年、やっていきましょう。

2019年に読んだ本・漫画のまとめ

 読んだ本は全て読書メーターに記録している。2019年に読んだ本・漫画は計142冊だった。良かった本・漫画を振り返る。今年は電子書籍を導入してみた。読めた数はそんなに増えなかったものの、移動中に手軽に読みやすくはなったのかなと思う。

 

2019年良かった本10冊

・空港にて/村上龍

短編集。映像が浮かぶくらい洗練された文章。

 

・水槽の中/畑野智美

短編集。高校生4人組の恋模様を描く。その普通さが心地いい。

 

・本と鍵の季節/米澤穂信

ミステリ短編集。「どんな立派なお題目でも、いつか守れなくなる。だったらせめて守れるうちに守りたい」

 

・女たちは二度遊ぶ/吉田修一

女性にまつわる短編集。

 

アフターダーク/村上春樹

「人間ゆうのは、記憶を燃料にして生きていく」

 

・愛がなんだ/角田光代

女性特有の執着を描いた話し。

 

異類婚姻譚/本谷有希子

ある日、自分の顔が旦那の顔とそっくりになる表題作が好き。

 

・彼女がエスパーだった頃/宮内悠介

SF短編集。非科学が科学に暴かれる瞬間の、静かな空間が描かれている。

 

・プラットフォーム/ミシェル・ウェルベック

自由主義の行き着く果てを観光する物語。

 

・ふだんづかいの倫理学/平尾昌弘

正しさでは幸せにはなれないが、幸せになるには正しさが必要。ではその正しさとは何なのかが説明されている。

 

2019年良かった漫画5冊

ドメスティックな彼女/流石景

義理の家族とその周辺の人間とラブコメするストーリー。ヒロインたちが非常にキュート。

 

・彼女、お借りします/宮島礼吏

レンタル彼女を本気で好きになるラブコメ。ヒロインたちが非常にキュート。

 

・伊勢さんと志磨さん/トクヲツム

OLふたりのほのぼの日常系百合。

 

・青の島とねこ1匹/小林俊彦

友人の娘の島の女の子と出会う話。絵が好き。

 

・娘の友達/荻原あさ実

シングルファザーが娘の友達と堕ちていく話。

 

こうして振り返ると読んだ時の感想が思いの外、思い出せなくて驚く。来年は読み終わったときに、真面目に感想を書く習慣をつけたい。

 

 

2019年にSpotifyで最も再生した曲10選

 2018年の暮れにSpotifyに加入し、2019年は音楽は全てをサブスクに委ねていた。かなり便利である。iTunesみたいに再生回数、追加日、公開日などでソートできるともっと便利なのだが。2019年に再生数の多かった曲を上から10曲貼ってみる(必ずしも2019年公開の曲とは限らない)。

 

 

1位

open.spotify.com

 

 

2位

open.spotify.com

 

 

3位

open.spotify.com

 

 

4位

open.spotify.com

 

 

5位

open.spotify.com

 

 

6位

open.spotify.com

 

 

7位

open.spotify.com

 

 

8位

open.spotify.com

 

 

9位

open.spotify.com

 

 

10位

open.spotify.com

 

 

 

↓1〜100位までの詳細が気になる読者は、以下を参照されたい。

open.spotify.comhttps://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1EtksMv3wvsY1B?si=J3nU1hkPQge_j2187NKR4A

 

自由な時間と写真フォルダとコンテンツ卒業

 実家に帰ってきたところだがもうすでに飽き始めてきた。年を越さずに戻るかもしれない。実家は割と西の方なので、日照時間が長いなと思う。17時過ぎても未だ明るい。

 いまいち休みに有効な使い道が思い浮かばない。巨万の富があればいろいろ旅行してみたいとは思うのだが、そんなにお金がない。お金が必要な時こそ暇だし、暇な時こそお金がないように仕組まれているらしい。お金のように時間も切り貼りできることを夢想する。

 日記という日記をつけているわけではないが、iPhoneで撮った写真のフォルダをみるにつけても、その写真を撮ったときの記憶と感情を思い出す。日記のように。飲んだ珈琲とか食べた作ったご飯とか、個々はとてもくだらない写真が過去を回想するには十分だ。もっと毎日、人が見ればきっとくだらないと思うような他愛もない、しかし本人には価値ある写真を撮って心のフォルダに収集したい。

 アニメコンテンツから遠ざかって久しい。数年前までの熱狂的なモチベーションはふっと無くなってしまった。小さい頃に熱中していたポケモンとか、カードゲームとかと同じ要領で、振り返ってみてばいつの間にか卒業に漕ぎ着けてしまったらしい。趣味は入学と卒業を繰り返すものなのかも。

やりたいことリスト

 やりたいことリストを作ろうと思う。いまここに留まるだけでは、惰性に呑まれて身も心も摩耗していくばかりと思う。目標があるほうが、毎日に張りや生きがいが生まれる気がする。目標から逆算して自ずと休日の過ごし方が決められる。

 新年の抱負みたいな抽象的な目標も必要だが、可能な限り具体的な数値を伴う目標を作りたい。来年は読書を頑張る、というよりも、来年は月3冊・年にして36冊の本を読むぞという目標のほうが後々振り返って評価しやすそう。

 思いつく範囲で、いくつか考えてみると↓

 

年間の目標

・24万円(月2万円)を貯金する

・30冊(月2〜3冊)を読書する

・30本(月2〜3本)の記事を書く

・12品(月1品)の凝った料理を作る

・旅行に4回行く

・3ヶ月以上、継続する趣味を1つ作る

・12枚(月1枚)のベストショットを撮影する

・家計簿と生活目標を振り返る

・自転車で運動がてら遠めのスーパーに通う

・コインランドリーに通う

・毎週、部屋とプラスアルファの掃除をする