空いた両手がふさがらない

カフェインで目を醒まし、アルコールで眠る

WH-1000XM3とiPad mini 5

 先日、iPhone XRを売却したお金(3万5千円くらいで売れた。余談だがここ最近、iPhoneのモバイルデータ通信が不調であった。同じ時間・同じ時間帯でも4Gの回線速度が1Mbpsを下回ることもあるくらい乱高下していた。再起動、SIMの抜き差し、SIMのアップデートなどを試して辿り着いたのだが、5Gをオフにしたら良くなった。5Gを捕まえるかどうかの切り替えが、4Gにも影響していたのかもしれない。)でSONYのWH-1000XM3というノイズキャンセリングヘッドフォンを中古で購入した。定価4万円ほどだが、型落ちモデルの中古なので半額程度で買えた。フラットな状態の音は特別良いとは思わなかったが、専用のイコライザアプリで自由自在に好みの音作りができる点、アクティブノイズキャンセリングを起動してそこそこ音量を上げると、電車の走行音すら気にならなくなる点が気に入った。以前、BOSEのワイヤレスヘッドホンを使っていたことがあったが、側圧が強すぎて使わなくなっていた。SONYの側圧はいい感じに緩い。お家時間が増えている昨今ではあるが、賃貸なので音質を求めて大型スピーカーを設置する余裕もなく、であれば家でも使える側圧弱めの高音質ヘッドフォンが欲しいなと思っていたところだった。
 イヤホンはAir PodsとNUARLの2つを所持しているが、今のところ前者をメインで使っている。遡ること高校生のころはiPod ClassicDENONとかKENWOODとかAudio technicaのカナルイヤホンを挿して使ってた覚えがある。どれもそのうち断線して、大学生のころにはリケーブルできるSHURE 215も使っていた。個人的にはクリアな低音が聴けるイヤホンが好みだった。Air Podsは開放式イヤホンの割には音質が良いと思っていて、遮音性はないけど長時間つけていても全く疲れないところが良い。NUARLは日本の新進気鋭のメーカーだが、個人的に音作りが好みと思う。下位旧機を送ると定価の半額で上位新機にアップグレードしてくれる謎のサービスがあり、最近発売されたN10 Plusという機種が試聴してみてもすごく良かったので気になっている。
スピーカーは、BOSEのアクティブスピーカーを使っていたり、DENONのパッシブスピーカーをTEACのUSB DACに挿して使っていたこともあったが、ワイヤレスの普及にともなってBOSEBluetoothスピーカーに替えたり、今はHome Pod miniを置いている。
 タブレットは無印iPad 5thを使っていたのだが、iPad mini 5に替えてみた。無印iPadは一番安いという理由で選んだんだったと思う。学部生時代はApple pencilでノートがてらメモを取っていたが、ここ最近はKindleで漫画を読んだり本を読んだりするのが主な用途になっていた。ただ無印iPadは片手で何分も持つ気になる重量ではなく(重量もそうだけど画面が大きくて片手で持つと力のモーメントのかかり方も偏る)、机とかに置いて使うなら良いのだが、電車で扱う時とかは重すぎるなと思っていたところだった。翻ってiPad mini 5は片手で疲れずに扱えて良い感じだ。ちなみに無印iPadは定価4万円くらいで買ったのを3年も使って2万5千円で売れたので、実質的な負担はそんなでもない。

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新緑