空いた両手がふさがらない

カフェインで目を醒まし、アルコールで眠る

電子書籍、職場を異動、過去が投影

 電子書籍の生活にしてから思うに稀覯本でもなければ本は読まないと価値がない。見せびらかしとして本棚に分厚い本が飾ってるとかっこいいが、ハードカバーの本は寝っ転がりながら読むには取り回しにくい。Kindleで主に本は買っているが、ハードカバーの電子書籍はもう少し実物より安くなって欲しいものだ。
 今月でいまの職場施設からは退職して、来月から新しい施設に入職する。たぶん来月には環境の変化にどっと疲れていることだろう。来週は夏季休暇として休みをとっているので実は今週が最後の出勤だった。幹部職員らの会食に最後にと呼んでもらったが、金・コネ・噂と何が面白いのか不明な会話が多くて愛想笑いが大変なことに笑いそうになった。なんら感慨が湧かなかったが、いまの5-60歳くらいの人間は自分より元気であるなあと思った。地位もあってお金もあるお年頃だと毎日が楽しいのであろうか。
 来週は京都に2泊3日で旅行するので楽しみである。今週は実は休みのうちのスケジュールとか、読みたい本とかの計画を立ててしのいでいた。

 ふとした瞬間に過去の苦痛が特にストレスない現在に投影されてしまうことが多くあるが、はたから見てたいそう不思議に怒ったりしているように見えるだろう。
 通り魔としての無敵の人の存在は人に罰を与えたり脅して言うことをきかせようとすることの限界を示唆している。人間の怖いところは、身体的能力と社会的地位とがあべこべであったりすることだ。

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水面