空いた両手がふさがらない

カフェインで目を醒まし、アルコールで眠る

冬場に暖房はケチらないほうがいい

 今週は部署としては年末態勢に入っていて、業務量的にもかなり楽な1週間だったと思う。火曜日の午後には有給を消化した。近所のカフェのクリスマス限定メニューのシュクメルリがとても美味であった。
 クリスマス・イブは馴染みのバーに、混むことに備えて予約して行ったら自分が退店するまでお客は1組しか現れなかった。infrequent flyersというカスク・ストレングスのウイスキーがとてもおいしかったのだった。帰り道には自転車のチェーンが外れてしまい、寒くて暗い道を歩いて帰った。クリスマスは近所のワイン・バーでナチュラル・ワインを飲んだ。咳をしても一人な家で、静かに既に買ってあったショート・ケーキを食べて眠りについた。昨日はアニメ映画の「ジョゼと虎と魚たち」を観た。やや大人向けの青春恋愛映画であった。キャラ・デザはloundraw、制作はボンズであるらしく、絵は良かったしお話もまとまっていて、ただいたずらに泣きに走るでもなく万人に勧められる映画であった。昨日の夜ご飯は鶏もも肉のソテーにバジル・ソースをかけ、じゃがいもを細長く切ってレンジで蒸し、コンソメ・スープは人参と菜の花で仕立てた。スープに浸した菜の花はふわふわで美味しい。夕食後の贅沢として、果物を食べるがマイ・ブームだ。脂質がないはずなのでお菓子よりもは健康に良いだろう。
 ソファ用のサイド・テーブルを購入した。今までカリモクの良いソファを持て余して、ニトリの折り畳みテーブル&イスにMacBookを載せて作業していたのだったが、ソファ用の良い高さのサイド・テーブルを手に入れたことでふかふかのソファから立ち上がらずに余暇を過ごすことができそうなのだった。しかし、物質が潤沢であるからといって精神的に満たされているとは限らないのが妙なところだ。
 以前は振る舞いが萎縮していたが、今や嫌われたら縁がなかったということで迷惑をかけない範囲で羽を伸ばして過ごしたいという気持ちになってきた。他人の言動に一喜一憂しないことが大切だ。
 何気なく自分の苗字(とても珍しい)を検索してみたら、全国でも2万数千位で、全国に200人といない一族らしい。匿名の人間として生きていればよくて、心さえ奪われなければ何とでもなるのだ。
 ていうか来週にはもう年を越しているのか。もっと緊張感を持って暮らした方が良いだろう。この年越しも料理と読書を嗜んでいきたい。冬場に暖房はケチらないほうがいい。
 真冬の冷水で口をゆすぐのが苦手なので、白湯を用意して歯磨きに臨んでいる。