人の心と不測の事態

 今週は水曜日に有給をとったことを差し引いても、余裕のある1週間だった。

 休日の計は早朝にあるだろう。休日なのに早起きするという矛盾を乗り越えると、実質的な休日が長くなって満足感が増す。土曜日は朝から黙々と家事をこなしていた。iPhoneの調子が悪くなってきていた。iPhone12が発売されたが、iPhoneの機能としてはいまのiPhoneで十分と思っているので、変えるなら型落ちにしておくのが賢いのだろうと、ぼんやり考えていた。

 朝から電車に乗って出掛けた。まずは、商業ビルを徘徊して、そのうち買おうと思っていたDANTONの茶色の暖かそうなフリース・カーディガンを買ってみた。今まで冬場は無印良品のインナー・ダウンのうえにコートを羽織っていたが、屋内に入るなどしてコートを脱いだときに、もこもこしすぎているところが好きくなかった。一枚でアウターとして羽織っても可愛い!感じなところが気に入った。黒っぽい服ばかり持ちつつあることを反省して、色は茶色としてみた。今後は本当に寒いときは、長袖ヒートテック+UNIQLO Uの長袖シャツ+フリース・カーディガン+コートという布陣で過ごすことにしたい。

 昼には、大学時代の同期とスパイス・カリーを食べた。喫茶店で一服しながら近況を報告し合った。15時すぎにはボチボチ解散し、いつも寄るけど混んでていつも入れるとは限らない喫茶店に寄ってみたら空いていたので入った。いまどき珍しかろうロッキング・チェアで揺られてゆっくりして、早起きが祟って眠くなっていたことを思い出し、大きな寄り道はせず帰宅した。帰りには、大戸屋で定食を食べて夕食とした。帰宅後はトイレが詰まるという事件があったが、重曹と熱湯を投入して何回か流しているうちに開通し、その場ではコトなきを得た。もう、22時には眠ってしまった。

 

 人が何を考えているのか、その心を読むことは不可能だけど、語っていること・考えていることが一致しているかどうかは、非言語的態度に割と如実に反映されるので、判別可能かと思う。そしてその不一致は頻繁に起きていそうな印象がある。スマートフォンを頻繁にみる人はいまつまらないと考えているのだろうし、腕時計を頻繁にみる人は早く帰りたいと考えているのだろう。

 いつでも不測の事態に備えて余裕を設けるようにしている。いとまを愛したい。

 たまにやりすぎかも、と思うこともある。でもやっぱり時間があるときに、やれることはやっておいたほうがいい。オン・タイムで計画していると、道すがらトラブルに巻き込まれて、約束に遅れる可能性はある。ぎりぎりで生きていると、少しの予定外で破綻する。予定外は一定の確率で起きるので、予定外がいつ起きるのかはさておき、予定外を避け得ないことだけは分かっている。 

 実はこの先に自分は40歳で死ぬことになっているかもしれなくて、あれやこれやを後回しにしていると、知らず制限時間を超えてゲーム・オーバーとなっているかもしれない。やりたかったことをやり残して。だからなるべく、必要でないのにやりたくないことはやらないし、明らかに無理そうなら努めて諦めるようにしている。プラン・Aに固執しすぎて時間切れ・共倒れになるのはもったいない。プラン・Bだったならもしかして、うまくいっていたかもしれないのに。

 60点が合格点の試験で、60点を取ることを目標に勉強していると、失敗する可能性はかなり高いと思う。夏休みの宿題を8月31日ちょうどに終わらせようと計画して、8月31日ちょうどに終わるとは思えない。

 働いていると今日にも飛び込みの仕事がきて・順調に見えていた仕事のトラブルが発覚して忙しくなり、帰りが遅くなる可能性は必ずある。準備できるときに準備して、予想外に備えていたい。前に勤めていた病院で、尋常でなく仕事ができる医者が、5分後にCPA患者が来ても対応できるように救急外来を管理している、と言っていたが、実際にできるかどうかは別にして、その心意気には同意する。