空いた両手がふさがらない

カフェインで目を醒まし、アルコールで眠る

仕事で忙しい

 今週は最高に忙しかった。当直もはじまっている。毎週、日勤→当直→日勤の連鎖ができる日があって32時間連続勤務が完成する。当直は救急車とwalk inの対応をするが、断続的に患者が来ると寝れたものではない。代休はない。と言っても一応、当直明けは帰っていいことになっているのだが、その日の仕事が残っているとまあ帰れない。

 仕事には徐々に慣れつつある。今までは何がなんだかわかっていなかったのだが、ようやく業務の流れみたいなものが分かるようになってきた気がする。何かがアンコントローラブルであることほどストレスなことはない。いまはどういう業務がどういう内容でどれくらい時間がかかるのか分かってきた感じ。

 朝も早くに出勤しているので、軽く業務時間をカウントしてみたところ週65時間ほど稼働している計算になっている。これはいわゆる残業月100時間ペースである。過労死ラインなる意味がようやく分かった。確かに、この生活が続くのはきつい。驚くべきことは、これでも暇な病院に勤めているらしいことだ。日々の業務とその勉強だけで疲弊しているが、別の勉強やら、論文の抄読会の当番が回ってきたりして大変である。

 普通に生活が労働で破壊されている気がする。寝て起きて通勤するだけのルーティンワーク。趣味や人生を充実させる間などない。睡眠と食事だけは勤めて確保するようにしている。おしまいです。