空いた両手がふさがらない

カフェインで目を醒まし、アルコールで眠る

帰省

 10連休は暦通り休みである。連休中は雨続き。元号が変わったが、あまり特別感はなかった。たぶん数十年後に振りかえって特別だった実感が湧くのだろう。休みの使い方は、相変わらずよくわからない。いつも通りとりあえず帰省することにした。年に2,3回を帰省することにしている。といって別に家族が好きとか、家族と一緒に過ごしたいとは思わない。しかし家族関係を良好に保つ機会があって損ではないと思っている。食費も浮くし。飛行機で帰省するので、小旅行の気分で気分転換が図れる。昔はエゴを押し付けてくる家族が好きではなかったが、いまは丸くなった。どうでもよくなったともとれるし、仮面のかぶり方を覚えたとも言える。今でも「それってどうなんだろう」ということを上から目線で言い聞かされることもあるが、こちらが接待していると思えば、はいはい、と笑顔で躱せる。

 帰省してからは地元の知人と会ったり、勉強したり、本を読んだり、いつもの喫茶店に寄ったり、街を散策している。地元を出てから気づいたことではあるが、地元は住むには案外住みやすいところなのかなと思う。コンパクトになんでもある感じだ。働きだしてから、何年後かには戻ることもあるのかなと想像している。ノースフェイスの化繊パンツを見かけて、欲しいなと思った。膝にワンポイント入っているのが気に食わないが。衣類は綿原理主義であった。最近は扱いやすさとか伸縮性を考えて、化繊で膝の曲げ伸ばしがしやすいやつがいいかなと思っている。喫茶店ではもう暖かくなってきたので、アイスコーヒーを頼む。純喫茶のアイスコーヒーの、力強くてもったりした味が好きだ。よほど深煎りの豆を濃いめに淹れてあるのだろうか。自家焙煎の豆を買ってみたので、持ち帰って淹れるのが楽しみではある。ここのところだいぶ本を読んでいるので、持ち帰るときが重くなる。帰省時に読む分の本は、電子書籍から選ぶという手もある。

 

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飛行場で

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パソコン