空いた両手がふさがらない

カフェインで目を醒まし、アルコールで眠る

生活を工夫した

 今使っている財布の前に、jacouの長財布を使っていた。jacouは革小物のハンドメイドブランドである。これを見つけたのは近所の古家具屋さんのショーケースだった。手にとったときはのっぺりとした革だったのに、だんだんとエイジングを経て柔らかくて光沢のある表情をみせていた。しばらく気に入って使っていたが、いつか返しのついた(返しがついていると取っ手がないと開かない)ファスナーの取っ手が折れて取れてしまい、そのあとキーリングをつけて処置していたが、なんやかんや使わなくなってしまっていたのだった。最近思い立ってメーカーに修理を依頼してみることにした。なんと保証書カードさえあれば、期限はなく無償で修理してくれるとのことだった。さっそくメールでのやり取りを経て、修理を依頼した。結局ファスナーごとの交換となった。2週間ほどで件の財布が送られてきた。元通りであった。懐かしくなって、また財布にお金とカード類を詰めてみた。1万円札がぎりぎり入るコンパクトな長財布だ。まだしばらく使えそうである。

 いま掛けている眼鏡の前に、OLIVER PEOPLESのDawsonというボストン型の眼鏡を使っていた。度が合わなくなってホコリを被っていたが、旅行の機会があってからやはり夏にサングラスが欲しいと思うようになった。結局カラーコントロールレンズなる、紫外線の量で色が変化するレンズを入れることにした。JINSでレンズ交換した。掛けてみると日差しの下では眩しさが減ずるくらい濃くなるのに、屋内に入ると数分で色が消えてしまう。なんとも不思議で便利なレンズである。これからDawsonには外出用の眼鏡となって再起してもらうつもり。

 読み終わった漫画を200冊ほど、ゆうパックで実家に送った。また読まず嫌いしていた電子書籍iBooksで導入してみた。慣れると意外と読みやすい、というのが率直な感想。本はノンフィクションはまだまだ電子化が遅れている印象。しかし、小説と漫画はほぼすべてが揃っている。というわけで、今後はどうしても電子書籍化されていない本だけ、紙で買うことにした。難しめの本なんかは、紙で読んでいると目が疲れてくるが、むしろ電子書籍のほうがさくさく読めるまである。漫画については本棚を専有してしまうのがもったいないと思った。

 

 メインにしている生活費が入っている口座のVisaデビットカードを作ってみた。今まではクレジットカードが嫌いであって、なるべく現金で生活していた。クレジットカードは使った日と引き落とされる日がずれていて、思ったよりお金があると誤認してしまう元凶であった。現金は現金で、急な出費に対していちいちお金を下ろしに行かねばならず不便を感じていた。デビットカードは使うと即座に口座の残高が減る。確認に便利だ。この頃、生活口座のスマホ通帳アプリも入れたので、すぐにいくらが口座にあるのかわかる。これからはVisaデビット>現金>クレジットカードの順に使うようにしたい。あとはApple Payがデビットカードに対応してくれれば、マネークリップで生活もできそうものなのだが。

 

 テレビを本当に観ない。いっそ処分しようかなと思っていたが、MacHDMI接続して巨大モニタとして運用する使い方を思いついた。iTunesでレンタルした映画を映してみるもよし、dアニメストアでアニメを映すもよし。幸いワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウス、ワイヤレススピーカーもある。