朝は誰かがくれるものだと思ってた - 空いた両手がふさがらない

近況報告

　今週はまあまあ暖かったと思う。春が忍び寄ってくる心地とともに、そろそろ暖房生活からも離脱できそうな予感がする。世間では国公立の大学入試らしい。大学受験をしていたときのことは今も昨日のことのように思い出す。

　金曜日は特に用事はなかったのだが、突発的に酒が飲みたくなって近所のワインバーを訪れた。ゆず風味のホワイトエールと、シャルドネなる白ワインを飲んでまったりし、1時間ほどで店を後にした。

　土曜日は８時過ぎに起きた。シャワーを浴び、朝から洗濯、皿洗い、床掃除などの家事をこなした。料理は好きだが皿洗いは滅法苦手であっていつも溜め込んでしまうのだが、持ってる皿をある程度手放したほうが、否が応でも毎食後に皿洗いをする気になる気がしないでもない。出かける支度をして昼前には駅へ。この日は特に何も考えず外出してきたので街をぷらぷらして帰るつもりだったが、電車内でTLを遡っていたところ、「さよならの朝に約束の花束を」（＝以下、さよ朝。感想は後述。）なるアニメ映画の公開日であってそれを観に行くというフォロワーがおり、急遽自分もさよ朝を観に行くことにした。ちょうど３時前に上映の回があって、わずかながら運良く席も空いていた。まずはチケットを確保し、昼ごはんに某人気店にラーメンを食べに行くことにした。某人気店では１時間ほど並んでラーメンにありつくことができた。ちょうど一年前訪れたきりであったが、味は相変わらず美味しかった。そのあとはたまに行くロースターでコーヒー豆を手に入れた。サービスのコーヒーを飲みながらぼうっとしているうちに上映時間間際になり、映画館へ急いだ。映画を堪能した後は秋葉原へ寄り、同人ショップを巡った後、夕食の時間となり、いつものカフェへ。週替りのカレー、シナモントースト、コーヒーを頂いた後は軽く本を読んで帰途につき、アニメを一本消化し就寝した。

　今日はまず４時過ぎに覚醒してしまい、溜まっていたアニメを数本観たあと*1、３時間ほど二度寝して起きたのが９時過ぎであった。またアニメを観て、１１時には昼ごはんがてら食料の買い出しをしに出かけた。昼はマクドナルドでてりやきバーガーを食した。休憩がてら狼と香辛料の新刊を読んだり、雑務をこなしたり、食材を購入したりして１６時過ぎに帰宅。それから取れっぱなしで放置していたズボンのボタン縫いを三箇所した*2。その後この記事を書くに至っている。この後は夕食にエリンギとエビをガーリックバターでソテーしたパスタを作る予定。家計簿をつけ、軽く勉強した後、アニメを観て早めに就寝したい。

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【感想】さよならの朝に約束の花をかざろう

　尺は２時間ほどあった。およそ長編映画というのははじまって１時間くらいで集中力が尽きて時計をチラチラ眺め始めるのだが、この作品は思わず魅入ってしまった。あの花などで有名な岡田麿里が脚本・監督を務める、正統派でシリアスめなファンタジーであって好みだった。感動巨編と銘打っているだけあって、終盤はあからさまに泣かせに来る演出が連打されていた。

　ストーリーとしては、よわい数百年を生きて姿が変わらない種族の少女が人間の戦争孤児を拾い、波乱に巻き込まれて苦楽を共にし、葛藤しながら子育てをしていくという話。この種族では人間を愛してはいけない（必ず自分より早く老いていき死ぬ運命にあるから）という不文律が言い伝えられている。エピローグでは子供が天寿を全うし、少女はそれを看取るのだが、少女は昔に母親は強いから泣かないのだと子供と誓っていたのに、結局約束を破って大泣きしてしまう。しかし不文律は破ってしまったものの、子供を育て愛したのは間違ってなかったと述べて物語が終わったと思う。

　映画を観ながら、ちょうど新刊も出たところである狼と香辛料を類推した。狼と香辛料でも、永遠に近い時を生きるホロは旅の伴侶であったロレンスを愛するかどうか葛藤するのだが、結局は一緒に暮らすことを選んでいるところが似ているなと思った。

考え事

　長時間労働というのは、およそ法律は遵守されるべきではあると思うが、その実態を知っていて好きでやっている仕事であれば、ポストの需要と供給のバランスの上に成り立っているから、ある程度我慢するの仕方ないかなと思う。一方で実態を知らなかった（想像とかけ離れていた）好きでもない仕事なら、人生を食いつぶされる前に早く辞めたほうが良いのではないかと思う。

　予定を立てるのが苦手だ。一ヶ月先の約束などかなり厳しいし、約束したとして約束を忘れていてすっぽかすことがこれまでに多々あった。一週間前ならまあまあ。外出の予定やルートはおおむね前日になってから計画しはじめる。人を誘うのも前日になってからというわけになるが、大抵の人は休日というのは前日までにはその予定が埋まっているものなので、よく振られてしまう。金ばかりかかって手元に何も残らないという点で旅行は苦手だが、行き先など周到な計画が必要になる点も旅行をしたくない理由のひとつだ。